【審査通過の成功事例②】  返済比率が高い(年収が低い)ため審査が難航したケース

 この事例は、金利が高い「福岡銀行エブリワン」「肥後銀行プロパーローン」「信用組合プロパーローン」「ゆうちょ銀行(スルガ銀行)」などで通った事例ではありません。

 

(2016年8月)

糟屋郡粕屋町  Y様のケース

 

■販売代理業者様(以下、A社様といいます。)からの相談案件

 

■申込本人様の内容

   中小企業の会社員

   年齢 34歳

   勤続年数 5年

   年収 300万円

 

■購入住宅  中古一戸建

 

■住宅ローン申込み金額  2,100万円(物件金額の100%+諸費用)

 

■審査通過までの道

 

当初はA社様がB銀行で事前審査の手続きをしたところ減額になったことから、当社に相談がありました。

A社様によると、B銀行では返済負担率が規定内であったことから提出したとのことで、当社であらためて計算すると、確かに規定内ではありましたが、かろうじて基準をクリアしている程度で審査の安全圏内とは言い難い内容でした。

   

しかし減額の理由は「返済懸念」であって、個人情報の問題ではなさそうだったので、B銀行とは審査規定が全く異なる、ある金融機関への申込みを提案しました。

その際、金融機関からの条件提示で借入期間を40年返済とされるかもしれないことを、Y様に伝え、Y様より了解をいただきました。

 

その結果、諸経費分全額まで含めて希望通りの融資額で、なおかつ35年返済で承諾をいただくことができました。

 

 

【ポイント】

B銀行の保証会社では審査をする際の審査金利が3%以上であり、Y様の資金計画だと減額も止むを得ない状況でした。

それに対して当社から提案した金融機関では適用金利で返済額を計算して審査、最長借入期間が40年という規定なので、Y様だったら審査に通るのではないかと思われました。   

この案件は、当社では金融機関(保証会社)の審査規定の違いを把握していることから、審査に通りそうな金融機関を選んで申込むことで、希望通りの回答を早期に得られたという成功事例です。